After Effects 動画編集

【After Effects】テキストアニメーション!タイピングのように文字を表示する方法 -プリセット編-

2021/09/06

この記事の概要

  • After Effectsを使って、パソコンでタイピングをしているように文字を表示するテキストアニメーションの作成方法を紹介する
  • 紹介すること
    • After Effects:基本操作
    • After Effects:プリセット「ワープロ」
  • 難易度 
    • 初級レベル

 

こんにちは、みるくです。

このブログでは、画像や動画編集に関することを初心者・入門者の方にもわかりやすいように紹介しています。

記事を是非ご参考にしていただき、少しでもスキルアップのお役に立てれば嬉しいです。

 

この記事では、After Effectsを使ったテキストアニメーションの作成方法を紹介します。

タイピング風のテキストアニメーションです。

プリセットを使うことでとても簡単に作成することができます。

過去の記事ではプリセットを使わないで同じようなテキストアニメーションを紹介していますので、よろしければそちらもご参考ください。

【After Effects】テキストアニメーション!タイピングのように文字を表示する方法

 

できるだけ丁寧にわかりやすく紹介させていただきます。

After Effectsのスキルを高めていく方法として、まずは真似すること、が効率的で良いと思っています。

ぜひぜひ真似したりアレンジしたり応用したりしていただきたいです。

それではスタートです。

 

目的

After Effectsのプリセットを使って、パソコンでタイピングしているかのようにカタカタと文字を表示するテキストアニメーションを作成する。

 

開発環境

  • Windows10
  • After Effects

OSはもちろんMacでも大丈夫です!

 

テキストアニメーション作成方法

完成までの一連の流れは下記の通りです。

step
1
コンポジション作成

コンポジション名やデュレーションを決めます。

step
2
テキスト作成

アニメーションをかけたいテキストを作成します。

step
3
プリセット「ワープロ」を適用

プリセットの中からワープロを選びます。

step
4
ワープロのプロパティ調整

アニメーションの長さなど調整したら完成です!

 

Step1  :  コンポジション作成

コンポジションは下図のようにしました。

コンポジション作成

「コンポジション(C)」→「新規コンポジション(C)」

ショートカットキー

[Windows] Ctrl + N

[Mac] Command + N

デュレーションは5秒です。

テキストの長さやアニメーションの時間などに応じてデュレーションは調整してみてください。

 

Step2  :  テキスト作成

まずは背景色を決めるために、平面レイヤーを作成します。

平面設定

「レイヤー」→「新規(N)」→「平面(S)」

ショートカットキー

[Windows] Ctrl + Y

[Mac] Command + Y

平面設定の画面で名前とカラーを設定します。

どちらもお好きなもので大丈夫です。

ここでは、名前は背景色(Back Ground)なので「bg」、カラーは薄いオレンジ色にしました。

 


次に、テキストレイヤーを作成して文字を作ります。

テキストレイヤー作成

「レイヤー」→「新規(N)」→「テキスト(T)」

ショートカットキー

[Windows] Ctrl + Alt + Shift + T

[Mac] Command + Option + Shift + T


テキストレイヤーを作成したら好きな文字を入力します。

ここでは「今日のご飯はまだかにゃん?」と入力しました。

 

Step3  :  プリセット「ワープロ」を適用する

ここでプリセットを使用します。

最初にテキストレイヤーを左クリックで選択します。

画面右側にある「エフェクト&プリセット」を使います。

なければ「ウインドウ(W)」から「エフェクト&プリセット」にチェックを入れてください。

 

エフェクト&プリセットの中から、「アニメーションプリセット」→「Text」→「Multi-Line」→「ワープロ」をダブルクリックします。

これでエフェクトが追加されました。

カーソル付きのアニメーションになっていてかっこいいですね!

 

Step4  :  ワープロのプロパティ調整

最後にエフェクトを調整していきます。

かなり速くタイピングしているアニメーションになっているのでもう少しゆっくりと文字を表示させることにします。

テキストレイヤーのプロパティを開き、「エフェクト」→「タイプオン」を更に開きます。

スライダーを見ると既にキーフレームが打たれていますので、お好みで変更します。

ここでは0秒と2秒にキーフレームを打ちました。

インジケーターを2秒の位置に合わせてから、スライダーの値を調整するとタイピング速度を変更できます。

これで完成です!

ちょうどいい感じのスピードで文字が表示されるようになりました。

 

最後に

プリセットを使うと完成度が高いアニメーションをすぐに使用することができます。

時短にもってこいですね。

他にもたくさんのプリセットがありますので、いつか紹介したいと思います。

今回の記事がご参考になれば嬉しいです。

また次回もよろしくお願いします。

 

ごちそうさまでした。

 

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